晴風万里

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なにゆえに第6回~西暦2014年水無月蝶人花鳥風月狂歌三昧




ある晴れた日に第246回


なにゆえにあなたは微笑みながら眠ってる九十四歳なのに少女の貌で

なにゆえにわが子のシリトリは続かないの頭の中が尻切れトンボだから

なにゆえにこのジャムの蓋は固いのか老人年寄りばかりの世の中なのに

なにゆえに日記に符牒をつけたるや知る人ぞ知る荷風の房事

なにゆえに別々の部屋で眠るのかかつてねんごろに睦み合いしその2人が

なにゆえにヤマカガシはおたまをむしゃむしゃ食べるそれが自然界の掟だから
 
なにゆえに集団自衛権をごり押しするこの国をいつでも戦争できる国に作り変えるため

なにゆえに君は油絵で雑巾を描く耀司が襤褸服をデザインするように

なにゆえに同じイタリアンが今日休むお向かい同士のお店なのに

なにゆえに蓮の葉っぱを好むのか君は生まれながらの仏様ゆえ

なにゆえに朝も早よからサッカーやってる烏滸の沙汰なりNHK

なにゆえに自販機から姿を消した私の大好きな真っ赤な果実のファミリーナ

なにゆえに今年の夏はまだ来ない我が家の紫陽花がまだ咲かぬから

なにゆえに神社の岩煙草を根こそぎにする公徳心なき我利我利亡者よ

なにゆえに飛車を打つ手がぶるぶる震える羽生棋士が勝利の軌跡を確信したから

なにゆえに「ごきげんようさようなら」と挨拶するのもう二度と会えないかもしれないから

なにゆえに番頭はんの前に膝を屈する丁稚ドンは小遣銭が欲しいから

なにゆえに参戦理由を探してる戦争はできないするなの掟を破って

なにゆえに江戸時代からのきざはしをコンクリに改築したのか一遍ゆかりのその古刹
なにゆえに全ての時計広告が10時10分を指している私ならおやつの3時にするのだが
 
なにゆえにFIFA World Cupが「W杯」なりや日本人にしか分からぬ不思議な日本語

なにゆえに自分の意見をいわないのか安藤優子慎太郎に君はどう思うと聞かれて

なにゆえに朝から気色が悪いのか着衣に僅かな乱れがあるゆえ 

なにゆえに部厚い顔と醜い声が幅をきかせる彼奴等が公共放送を手に入れたから
 
なにゆえに孫は不気味にほくそ笑む祖父が愛した帝国が近づく

なにゆえに朝日は右翼誌の広告を載せている誹謗中傷されてもなお

なにゆえに老残の身を焦がすのか山顛に小さき旗立てるため

なにゆえにテレーズのパンンツは汚れてるバルテュスが夢見る少女の妖しさ


なにゆえにわが児の障がいを検査する天のことは天に委ねよ 蝶人
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by amadeusjapan | 2014-06-30 08:54

鎌倉文学散歩―長谷方面―に参加して




茫洋物見遊山記第151回 &鎌倉ちょっと不思議な物語第317回


恒例の春の文学散歩に参加して長谷方面を歩きました。今回は高徳院の大仏様、川端康成邸のすぐ近所の甘縄神明宮、稲瀬川周辺を経て鎌倉海浜ホテル跡までの短い半日コースです。

鎌倉大仏の後ろには例の与謝野晶子の

かまくらやみほとけなれど釈迦牟尼は美男におはす夏木立かな

という歌の碑が立っています。実際は阿弥陀如来なのでのちに改めたそうですが、本歌のキモはその後の七七にあるので別に釈迦でもむにゃむにゃでも宜いのではないでせうか。

その近所をよく探すと、星野立子さんの

大佛の冬日は山に移りけり

という句碑もありましたが、いかにも虚子の娘らしい花鳥諷詠の一句で、お父さんの

遠山に日の当たりたる枯野かな

という有名な句に、どこか相通じる世界だと思いました。

それより興味深かったのは江の電の長谷駅から坂の下の海岸に向かう途中のボートハウスです。

ここは詩人萩原朔太郎が病気療養のために大正五年から六年にかけて滞在した海月楼の跡地で、彼の第一詩集「月に吼える」の刊行準備がなされた場所だそうです。

また同じ詩人の日夏耿之介もやはり同じ時期に病気療養のためにこの近所に住んでいたそうで、私の好きな二人の詩人が同病相哀れみつつ、この海辺で親交をむすんだのかと思うと、なかなかに感慨深いものがありました。


なにゆえに飛車を打つ手がぶるぶる震える羽生棋士が勝利の軌跡を確信したから 蝶人
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by amadeusjapan | 2014-06-29 11:21 | 鎌倉案内

トム・ハンクス監督・主演の「アポロ13」をみて



bowyow cine-archives vol.655


かのアームストロング船長のように月を歩きたいと願った宇宙飛行士が、飛行船の突発事故に出遭って、地球で待つ愛する家族の元へ無事に帰還したいとそれだけを望み、スタッフの超人的努力によって奇跡的な生還を果たすという、実話にもとづいた一大冒険物語。

他の飛行と違ってほとんど科学的な成果をもたらすことはなかったにもかかわらず、当時この「アポロ13」事件が全地球的な話題を集めたのは、まず酸素が無くなり、次いで炭酸ガスが増加する、再点火できるかどうか疑わしいという絶望的な状況を乗り越えて、衆知を結集すれば不可能が可能になるという、しばらく忘れられていた人間の知恵というものが再確認されたからではなかっただろうか。

それにしてもこの映画に限らず、死に瀕した人間の唯一最大の望みが、「愛する家族と共にあること」、などという、ふだんなら歯牙にもかけずほとんどその有り難さを顧みることすらない日常的なまことにささやかな幸福の奪還にあることは、覚えておいていいことだと思う。

それゆえに私たちが出かける時には、必ず家族に今生の思いで「いってきます」と声を掛け、「いってらっしゃい」と祈るように答えることを忘れてはならない。


なにゆえに「ごきげんようさようなら」と挨拶するのもう二度と会えないかもしれないから 蝶人
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by amadeusjapan | 2014-06-28 11:19 | 映画

2001年~2014年のファッション・トレンドを振り返る その10



ふぁっちょん幻論 第90回


12年春夏イタリア・メンズコレ=ピッティ・ウオモ、ミラノも色押さえ、加工から「素材」へ。

12年春夏パリ・オートクチュール=はかなく、ロマンチックに。繊細に匂い立つフェミニン。シャネル、ヴァルサーチなど豪華さよりも繊細な花刺繍などの伝統技を駆使。
欧州経済危機の絵影響か。ディオールは解任したジョン・ガリアーノの後任まだ見つからず。

12年春夏NYコレ9月上旬=鮮やかに官能的に。米国らしいスポーツウエアも。マーク・ジェイコブスは前衛路線を独走。

12年春夏ロンドンコレ9月中旬=カラフルに華やかに。暴動発生で開催危ぶまれたが2年前にミラノから本拠を移したバーバリー・プローサム、おなじく英国に戻ったプリングル・オブ・スコットランドなど老舗が健闘。トム・フォードは初めてのショー形式。若手はパリへ。

12年春夏ミラノ9月下旬=大柄なアメ車や摩天楼ビルなど繁栄の20世紀を懐古。熟練の仕立てが際立つ。プラダ、グッチなど。

12年春夏パリコレ10月初旬=ロマンチックな服が主流、色素材形で現代性加える。
ルイ・ヴィトン、シャネル、コムデなど。リムフーは世界の医師に向けて放射能被害を受ける子供への救済を呼びかけ。

12年春夏東コレ10月16から22日=カラー新たに再出発。震災から立ち直ろうとするブランドメセージ。疾走感あるメンズ。初日はポールスミス。去年の2倍近い延べ四万8600人が来場。会場のミッドタウンはベンツの新車陳列。三越松屋のギンザファッションウイーク、渋谷でもモデルのきゃりーぱみゅぱみゅが動画サイトで生中継、ハチ公前ではミキオ・サカベによるモデルショウ。
 
第13回東京コレは事業仕訳で国の支援打ち切り。主催者の日本ファッション推進機構が米代理店IMGにスポンサー探しを依頼。ダイムラーが運営費六億の半額を出して冠イベントとなり「メルセデス・ベンツ・ファッションウイーク東京」として開催。
ダイムラーはイメージ戦略としてNY、ミラノ、ロンドン、ベルリン、モスクワなどパリ以外のコレに出資。有料チケット制を一部実施。

12年秋冬ミラノ・メンズ=古典、端正、紳士の色気。プラダなどカジュアルが影をひそめ端正なクラシックスーツやコート。不安が深まる時代には中身のあるジェントルマンシップ?
12年秋冬パリメンズ=「正統」に斬新さ添え。きちんとしたスーツやコートの復活。ルイ・ヴィトンなど「正統な仕立てへの回帰」。

12年秋冬NY=懐かしく可愛らしく。高級感や洗練は一休み、異なる柄や素材を重ね着して懐かしさや可愛らしさを前面に。ダサかわいいロダルテ。

12年秋冬ミラノコレ=強く女性らしく。プラダなどいにしえの王朝時代の華やかな輝きと装飾をもう一度。「ジル・サンダー」のラフ・シモンズ退任、サンダーが復帰へ。

12年秋冬パリコレ=時代の閉塞感を打破し、ファッションデザインの原点に立ち戻る強さと軽やかさ。コムデ、ドリス・ヴァン・ノッテンなど。多数の中国人バイヤーがスマートフォンで発信。

12年秋冬東コレ=ごちゃまぜの楽しさ、着こなしの洗練、重ね着のお家芸で震災ショックから立ち直ろうとするエネルギー。

12年秋冬TGC東京ガールズコレbyF1メデイア=女子のお祭り花盛り。規模拡大しエンタメ要素が強まる。14回目は2万7千人に。モデルが踊る「Canコレ」、神コレの「東京ランウェイ」も。

12年秋冬パリ・オートクチュール=さらに華麗、高級、繊細に。アジア、東欧新顧客の広告塔。ディオールの後任にラフ・シモンズ。オートの美術的価値高まる。

12年5月、世界19カ国、地域で発行されているヴォーグが、やせすぎモデル起用せず。



なにゆえに君は油絵で雑巾を描く耀司が襤褸服をデザインするように 蝶人
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by amadeusjapan | 2014-06-27 10:29 | ファッション

「MOZART 111 MASTERWORKS」を聴いて



音楽千夜一夜第331回


モーツアルトが好きな人にはお薦めの、なんと111曲55枚組CDの選集です。

生きていても正体不明の怪人アーノンクールの「フィガロの結婚」のように生命力皆無の青菜に塩の駄作もあるけれど、死んでもなお元気なベーム翁の「魔笛」、「後宮からの脱出」、アバド&ヨーロッパ室内管の「ドン・ジョバンニ」、同じアバドの「レクイエム」、バーンスタインの「荘厳ミサ」が、ヒメギフチョウ舞う春のさかりから、目に青葉初鰹の初夏へと、時の経つのを忘れさせてくれました。

殆んどすでに聴いたことのある、あるいは持っているCDの演奏ばかりでしたが、ジェームズ・レバイン&ウイーン・フィルの交響曲集と、同じ組み合わせによる「コシ・ファン・トッテ」はとっても素晴らしい。

ベーム翁の腹にズンと応える演奏とは正反対(ここで「真逆」なる醜い非日本語を使用してはならない!)の5月の薫風のように軽やかで繊細で哀しい疾走に触れることが出来るとは、さすがにジョージ・セルの愛弟子なり!

それにしてもこのぶよぶよ豚豚の好漢、どうして手抜きの演奏をしてウイーン・フィルから追放されてしまったのかと残念無念でなりませぬ。


なにゆえにテレーズのパンンツは汚れてるバルテュスが夢見る少女の妖しさ 蝶人
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by amadeusjapan | 2014-06-26 11:13 | 音楽

「ロッタちゃんと赤いじてんしゃ」をみて~「これでも詩かよ」第90番



ある晴れた日に第245回&bowyow cine-archives vol.654


ロッタちゃんは嫌味な女の子
ロッタちゃんはいじっぱりな女の子
ロッタちゃんはジコチュウな女の子
でもロッタちゃんはやっぱり可愛い女の子

ロッタちゃんは嫌味な女の子
家族やおばさんから素敵なお祝いを貰ったのに
自転車が欲しいとゴネまくる。

ロッタちゃんはいじっぱりな女の子
お兄ちゃんやおねえちゃんと同じように自転車に乗りたがる
おばさんチの大人用の自転車に乗って、薔薇の垣根にドスンと激突!

ロッタちゃんはジコチュウな女の子
家族そろって甘やかしてる
でもロッタちゃんはやっぱり可愛い女の子

でもでも可愛いロッタちゃんがおおきくなると
世の中から懲らしめられて
だんだん普通の人になるだろう

でもでもでもロッタちゃんが世の中から懲らしめられて
だんだんだんだん普通の人になったとしても
ロッタちゃんは相変わらず可愛いだろう

ロッタちゃんは相変わらず可愛いだろう


なにゆえに番頭はんの前に膝を屈する丁稚ドンは小遣銭が欲しいから 蝶人
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by amadeusjapan | 2014-06-25 11:35 | 詩歌

小嵐九八郎著「我れ、美に殉ず」を読んで



照る日曇る日第714回


久隅守景、英一蝶、伊藤若冲、浦上玉堂というある意味では江戸時代を代表するの四人の画家の創作的伝記小説です。

江戸時代の社会と文化、日本美術史、そして所謂奇想の美術家について広く深く研究した成果の上に、それぞれの画家にいわば「なり替わって」、それぞれの数奇な運命を生き直し、創造の翼に乗って大胆かつ苦心惨憺、想像力を駆使した痕跡が筆跡も生々しくかつ荒あらしく一行毎に刻まれています。

なにがなんでも果敢な美の探究者の心の暗闇に推参してその奥儀を極めようとする著者の不滅のダイナモ!

はじめはこれぞ著者専売特許のエラン・ヴィタールと欣喜雀躍しつつ読んでいましたが、おいらの老眼は、されどページを繰るごとにその猛烈さとエグさ、野蛮さに辟易し、かつ消耗の一途をたどり、ついには「もういい加減にしてくれえ!」と叫びたくなってしまうのでした。

されど、この老いも衰えも知らぬ不倒不屈の全身情熱小説家魂こそ、良きにつけ悪しきにつけこの作家の最大の武器なのでしょう。

永遠の文学プロレタリアート万歳! 二十二世紀は君たちのモノだ。


なにゆえに老残の身を焦がすのか山顛に小さき旗立てるため 蝶人
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by amadeusjapan | 2014-06-24 08:53 | 読書

アリス・マンロー著「林檎の木の下で」を読んで



照る日曇る日第713回


カナダのノーベル賞作家による2006年執筆の短編小説ですが、ここでは彼女の一族の歴史をモチーフに、なんと短編の輪でつながれた壮大な長編小説を試みていて、アッと驚かせてくれます。

ウオルター・スコットが生きた時代のスコットランドから筆を起こした著者は、「良いことはなにもない」寒村に生まれ育った彼女の先祖が、どういう風の吹きまわしか新大陸へ雄飛して渡海する壮大な移民の旅を、歴史映画の大作のようにいきいきと描いて感動を呼びます。

たんぽぽの種子やミジンコが大空を飛んで地球の果ての思いがけない土地で繁殖するように、彼女の先祖がアメリカを経由してカナダに根を下ろし、この天才的短編作家を生みだすにいたった「奇跡」を、史実に想像を交えた他ならぬ彼女自身の筆で書き下ろすのです。

 私たちは、著者が「まえがき」の中で述べているように、一方では歴史的事実、他方ではフィクションという2つの流れがお互いに接近し、「ひとつの水路」に滔々と流れ込む驚異と魅惑の光景に立ちあうことができるでしょう。

なお余談ながら本書の原題は、この本のもっとも優れた箇所であると私が考える「キャッスル・ロックからの眺め」になっているのに、邦題は「林檎の木の下で」とされているのはなぜでしょう?

ゴールズワージーの有名な「林檎の木」にあやかろうとしたのかもしれませんが、もしどうあってもそうしたいのなら、これも原題どおりに「林檎の木の下に横たわって」とするべきではないでしょうか。


なにゆえにFIFA World Cupが「W杯」なるか日本人にしか分からぬ不思議な日本語 蝶人
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by amadeusjapan | 2014-06-23 17:46 | 読書

ジャン=ジャック・アノー監督の「セブン・イヤーズ・イン・チベット」をみて



bowyow cine-archives vol.653


最近どんどん耄碌してきて、これはてっきりベルトリッチの映画ではないか、それにしては劇伴音楽がないなあと思って見物していたのだが、別の監督の作品だった。

しかしもう少し眺めていたいヒマラヤ山脈の絶景をわずか数秒でカットしてしまう贅沢さはなかなかの思い切りで、おそらく莫大な製作費がかかったことだろう。

原作はかのアイガーを初登頂したオーストリアの登山家らしい。国の威信を賭けて争うオリンピックやw杯のごとき登山映画かと思って眺めていたら、後半は彼が若きダライ・ラマの付き人となって、さながら父親のような役割を果たす思いがけない展開となる。

そして最後は「悪辣非道な中華帝国」が、平和な小国チベットを蹂躙する、という血なまぐさい国際政治の世界に突入するのであるが、原作者とダライ・ラマが現在もなお親しい友人であるというクレジットを読んで、どこかほっとした気持ちになるのは私だけではあるまい。

主人公のブラビの演技も、後半だんだん快調となり、彼が息子との絆を回復して共にヒマラヤの高峰を征服する場面はやはり感動的である。


なにゆえに同じイタリアンが今日休むお向かい同士のお店なのに 蝶人
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by amadeusjapan | 2014-06-22 10:04 | 映画

トム・フーバー監督の「英国王のスピーチ」をみて



bowyow cine-archives vol.652


吃音に悩むジョージ6世(コリン・ファース)とその治療に挑んで勲章をもらったオーストラリア人(ジェフリー・ラッシュ)との交情の物語です。

他の医者は吃音を外部から物理的にアプローチして治そうとして失敗するのですが、その濠人は吃音の真因が幼時からの父親との精神的な軋轢にあると見抜き、全人格的な関わりの中で溶解させようと腐心するのです。

なんとかかんとか吃音障がいを克服してヒトラーへの宣戦布告を告げるジョージ6世の演説の背後に鳴っているのは、ベートーヴェンの交響曲第7番の第2楽章で、これはジャック・ドゥミ監督の「ローラ」でもつかわれていましたが、「ローラ」のほうが映像と物語にうまくフィットしていたようです。

本作ではベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番の第2楽章も使われていますが、この曲がもっとも効果的に鳴らされたのはピーター・ウィアー監督の「ピクニック・アット・ハンギングロック」でして、私は彼がてがけた他のどんな有名作品よりも、この拙い処女作を愛しておるのです。


なにゆえに微笑みながら叔母永眠る九十四にして少女の貌で 蝶人
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by amadeusjapan | 2014-06-21 10:19 | 映画

あまでうすが綴る音楽と本と映画と詩とエッセイ
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