晴風万里

2001年~2014年のファッション・トレンドを振り返る その11



ふぁっちょん幻論 第91回


13年春夏パリ・メンズコレ=「前へ」希望のイメージ。ランバン、トム・ブラウンなど軽快なスーツや都会的なスポーツウエアなど洗練されたカジュアル感にじむ。

13年春夏イタリア・フィレンツエ「ピッティ・ウオモ」=キートンなど明るい色と遊び心のあるドレスアップスタイル。

13年春夏ミラノ・メンズコレ=6月23~26日。色も素材もバカンス感。D&G、グッチなど反動のように明るい色彩あふれる。

13年春夏NYコレ=変わらない現状への意思表示か、栄光の60&70年代への回帰か。あえて楽観主義。マーク・ジェイコブス、ミシェル・ウーは60年代調の簡素な幾何柄。

13年春夏ミラノ・コレ=9月19日から7日間。トレンドや創造性より過去へのまなざし。伝統回帰。ジル・サンダー不調、グッチのみ気を吐く。

13年春夏パリコレ=9末から10月初旬。くすんだ青や浮遊感のあるシルエットで混迷社会にゆらり漂う。ラフ・シモンズのディオール対エッディ・スリマンの新生サンローラン対決。ヨウジ健闘。

13年春夏ロンドン・コレ=9月中旬、5日間で80ブランド参加。クリストファー・ケイン、バーバリー・ブローサムなど若手が斬新素材に挑む。

日本大手アパレル視線は西へ=オンワード樫山のICBがプラバル・グルン起用し北米市場再挑戦。

2012年回顧 新たな1歩へ混迷の年。1つの服に色柄装飾が混在。2月ジル・サンダー復帰。ラフ・シモンズはガリアーノの後任でデイオールへ。サンローランはメンズのカリスマ、エディ・スリマンを起用。ブランド名のイヴを取る。バレンシアガはニコラ・ゲスキエールに代わりアレキサンダー・ワン。(ゲスキエールは翌年ルイ・ヴィトンへ)
レディスの黒やバロック調ははずれ。素朴な自然スタイルうける。原宿系きやりーぱみゅぱみゅがアイコンに。

13年秋冬ミラノコレ=主流は1940、50年代のクラシックスーツ。一方ではプラダ、グッチ、マルニなど「普遍にひそむ背徳」。参加ブランド60、空前の不況。

13年秋冬ロンドンコレ=はじける柄と熱気。元グッチのトム・フォードが初のショー。まばゆいばかりの装飾美。

13年秋冬NYコレ=強く優しく包み込む。経済復活を反映しエネルギーが感じられる旬の人アレキサンダー・ワン、マイケル・コース。オスカー・デラレンタはディオールを解雇されたジョン・ガリアーノを起用。

13年秋冬パリコレ=2/下から3上旬まで。20から50年代の優雅なクラシック情感たっぷり。バレンシアガby29歳若さの衝撃、中国系米国人アレキサンダー・ワン、メンズのカルスマ、エディ・スリマン2期目のサンローラン。前回からラフ・シモンズに代わったクリスチャン・ディオール。ソニア・リキエルも中国系ジェラルド・ダ・コンセイソゥ。ケンゾーも2年前から中国系と韓国系の米国人2名に交代し好評。

13年秋冬パリ、ミラノ・メンズコレ=自由で個性的な未来へ。メンズのカリスマ、エディ・スリマンがサンローランに就任。

13年秋冬ロンドン・メンズコレ=男の装い色み豊かに。明るいグレーを基調に軽くソフトに。トム・フォードがミラノからロンドンへ移る。

13年春夏パリ・オートクチュール=13年1月末。ラフ・シモンズのディオール、シャネル、ヴァレンチノ等、特定の業よりも咲き誇る熟練の技。

13年秋冬東コレ=オランダの新星コニー・フルーネベーフェンなど、ほかにない個性発信。NYのヴィヴィアン・タム、パリからのアライサラ、英国のヨハン・クーなど国際的な顔ぶれ。女性服はまとふ、ソマルタなどエレガンス追及。メンズはコムデ新人のガンリュウ、ファセタッズムなど装飾系が旬。
13/6/18PPRがケリングKERINGに社名変更。傘下にグッチ、ベネタ、サンローラン、マックイーン、バレンシアガ、マッカトニー、ブシュロンなど。

13年秋冬パリ・オートクチュール=13年7月。服飾23、宝飾7、中東、ロシア、中国の新しい顧客。普通に着られる正統派の服から一転しヴァレンチノ、スキャパレリ、ヴィクター&ロルフ、シャネルなどモードの実験場再び。素材や表現に斬新な試み。

13/6に14年春夏ミラノ、パリ・メンズコレ=闇に咲く男の花柄。プラダ、ドリス・ヴァン・ノッテンなど暗い色調の中に癒しを求める心情。コムデは女性服と融合。面白きこともなき世を面白く。

13/10 ルイ・ヴィトン婦人服担当は97年以来のマーク・ジェイコブスからニコラ・ゲスキエール(旧バレンシアガ)。モスキーノはジェレミー・スコット、ロエベはジョナサン・アンダーソン。ジル・サンダーは「ジル・サンダー」を再び辞任。


なにゆえに君の心を傷つけた冷酷無慈悲な人非人ゆえ 蝶人
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by amadeusjapan | 2014-07-01 18:13 | ファッション

あまでうすが綴る音楽と本と映画と詩とエッセイ
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